平川範幸 Noriyuki Hirakawa
福岡県出身。福岡教育大学卒業。上野学園大学研究生〈指揮専門〉にて下野竜也、大河内雅彦の各氏に師事。桐朋学園大学オープンカレッジにて、黒岩英臣、沼尻竜典の各氏に師事。音楽理論を中原達彦に、ピアノを田中美江に師事。東京音楽大学特別講座にて、パーヴォ・ヤルヴィの指揮公開マスタークラスを受講。その
模様がNHK「クラシック音楽館」にて放送される。
新日鉄住金文化財団指揮研究員として、紀尾井シンフォニエッタ東京、東京フィルハーモニー交響楽団の下で活動する。その後東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団指揮研究員として、宮本文昭、飯守泰次郎、矢崎彦太郎の各氏をはじめとする指揮者の下で研鑽を積む。
2016年、サントリーホールで開催された「こどもたちのためのコンサート」特別公演にて、ウィーン・フィルのメンバーと仙台ジュニアオーケストラの合同演奏を指揮する。同年、浜松フィルハーモニー管弦楽団の演奏会にて、ベルリン・フィルのオーボエ奏者、クリストフ・ハルトマンやクラリネット奏者のヴェンツェル・フックス、ホルン奏者のシュテファン・ドゥ・ルヴァル・イェジエルスキーの各氏らと共演する。
これまでに、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、大阪交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、仙台フィルハーモニー管弦楽団、千葉交響楽団、東京混声合唱団、広島ウインドオーケストラなどを指揮する。また、各地のジュニアオーケストラや学生オーケストラ、吹奏楽団、合唱団を指揮する。
2016年より2021年まで、仙台ジュニアオーケストラ音楽監督を務める。
神成大輝 Daiki Kannari
1997年、茨城県守谷市出身。
東京芸術大学音楽学部指揮科、並びに同大学院音楽研究科を首席で卒業、修了。学内にて「宮田亮平奨学金」、安宅賞、同声会賞、若杉弘メモリアル基金賞他を受賞。学部卒業時、新卒業生紹介演奏会に選出され、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。
2017年~20年、東京交響楽団文化庁巡回公演のワークショップに出演。
5歳からピアノを、12歳からファゴットを、また、14歳から指揮を始める。これまでに、松浦修、松尾葉子、高関健、山下一史の各氏に師事。また、鈴木織衛、尾高忠明、ジョルト・ナジ、ラースロー・ティハニの各氏のレッスンを受講する。
2023年9月より仙台フィルハーモニー管弦楽団副指揮者。
村上 史昂 Fumitaka Murakami
千葉県出身。
関西学院大学総合政策学部を経て、2023年東京藝術大学音楽学部指揮科を卒業。卒業時に同声会賞を受賞。藝大在学中より音楽活動だけでなく、社会活動にも積極的に携わっている。
2017年8月、長野にて行われた関西学院交響楽団スペシャルチャリティーコンサート「 project R “拉致被害者を忘れない。”」にて、ヴァイオリニスト・五嶋龍と共演。また、2016年から3年間、認定NPO法人ミュージック・シェアリングの楽器指導支援プログラムにて、ヴァイオリニスト・五嶋みどり率いるICEPカルテット、そして大阪府立大阪南視覚支援学校を始めとするプログラム参加各校と共演。現在も協力アーティストを務める。さらに2016年から2023年にかけて、4度に渡り途上国にて教育的な音楽普及活動を行うワールドシップオーケストラ主催のカンボジアプロジェクトを指揮者として率いた。
これまでに指揮を中村健、高谷光信、角田鋼亮、高井優希、三河正典、山下一史、高関健の各氏に師事。
2023年10月より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団指揮研究員。
川又 明日香 Asuka Kawamata
3歳から母くみこのもとでヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科、上野学園大学音楽学部を経て、ジュネーヴ州立高等音楽院修士課程ソリストコースをMaggy Breittmayer賞を得て修了。ヴァイオリンを原田幸一郎、矢部達哉、ミハエラ・マルティンの各氏に、室内楽を今井信子氏に師事。
第2回仙台国際音楽コンクール審査委員特別賞。第37回茨城県新人賞受賞。2010年ソロアルバム「i」をリリース。2013年にルーマニア国立ブラショフ・フィルのシーズン開幕コンサートにゲストとして出演。
これまでに東京、茨城でソリストとしてオーケストラと多数共演するほか、無伴奏を含むリサイタルを多数開催し好評を博す。また2019年11月NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部〈無言館・祈りI?戦後75年 戦没画学生慰霊美術館から?〉」に出演。その演奏は大みそかのNHK教育テレビの「クラシック名演・名舞台2019」でも放映され、翌年の「クラシック音楽館」でも放映された。2021年3月にはNHK水戸放送局主催・朗読コンサート「記憶つなぎ未来へ」、NHK茨城県域放送の同名番組に出演。
ソロやアスチルベ弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏者等の室内楽と並行して、大阪フィル、新日フィル、神奈川フィル、日フィル、シティ-フィル等にアシスタントコンサートマスターやゲスト首席として客演する等、幅広く活動している。
2024年11月仙台フィルハーモニー管弦楽団第2ヴァイオリン首席に就任し現在に至る。